7月末にASEAN外相会議がラオスの首都ビエンチャンで開催されました。
議長国のラオスは南沙諸島問題でなかなか難しい舵取りを求められたと思われます。
日本やアメリカなどの視点からすると、ASEANは対中国で一致団結すべき、となるわけですが、カンボジアなどは親中とか、金銭的な支援を受けているとか、そういうこと以前に、そもそも南シナ海の利権に自国は直接関係がないという事情もあります。そんな中で小国が自国から少し遠いところの問題で、大きな隣国を敵に回すメリットデメリットについて考えをめぐらせてみると、現在のASEANをとりまく事情についての理解も深まるのではないでしょうか。
議長国のラオスは南沙諸島問題でなかなか難しい舵取りを求められたと思われます。
日本やアメリカなどの視点からすると、ASEANは対中国で一致団結すべき、となるわけですが、カンボジアなどは親中とか、金銭的な支援を受けているとか、そういうこと以前に、そもそも南シナ海の利権に自国は直接関係がないという事情もあります。そんな中で小国が自国から少し遠いところの問題で、大きな隣国を敵に回すメリットデメリットについて考えをめぐらせてみると、現在のASEANをとりまく事情についての理解も深まるのではないでしょうか。